がん哲学外来メディカルカフェ
私がスタッフとしてお手伝いさせていただいているがん哲学外来メディカルカフェ@川越 to be cafeが、おかげさまで2周年を迎えました。
理事長 樋野 興夫先生(医学博士 順天堂大学医学部病理・腫瘍学教授)をお迎えして、盛大に2周年記念講演会が開催されました。
ここでは樋野先生の記念講演の前にがん患者自身の体験談を話すのですが、今回は私がそのお役目をすることに。
パソコン講師ですから人前で話すことは慣れています。しかし体験談ははじめてでした。
緊張の中、話をしているうちに気持ちが整理されていくのが肌でわかりました。
私の場合、遺族の立場から関わったがんが自分自身の体験となり、また今、家族ががんになり・・・まだまだ寂しさや悲しみなど救われていない感情が残っていることも実感しました。
この10年の間に目まぐるしく環境が変化したため、聞いてくださった皆様から「話がうまいわね」「大変な経験をされたんですね」「良かったわよ」などお言葉をかけていただき話せてよかった・・と終わったと素直に思えました。
体験談のあとはこのcafeのスタッフであり、ともにがん患者である 2 人の女性が作詞作曲したto be cafeのテーマソングが披露されました。
歌いこめば歌いこむほど味のある歌になると思います。今後は録音してカフェのBGMとしても使いたいとみんなで話し合いました。
樋野先生の記念講演会のあとはファシリテーターとして数名のグループでお茶を飲みながらカフェ形式に傾聴と対話をし、また新たな良き仲間と巡り合うことができました。
前向きに楽しく、自分がよいと思うことを実践していく。心強い出会いと勉強をまたさせていただきました。ありがとうございました。
日々の幸せに感謝して。