家族性乳がん家系 あとから橋本病がついてきた しっかり生きよう優璃の徒然ブログ

2011年6月乳がん告知、2012年3月初期治療(抗がん剤・手術・放射線治療)が終了。家族性乳がん家系で、サブタイプはトリプルネガティブ。現在経過観察中。卵巣がんの腫瘍マーカーが上がってきているけど落ち込むのは3日。日々楽しく生きることを念頭にいろいろな出来事などを書いています。家族全員ががんに罹患。

乳がん術後4年検診クリアです

・3月1日
予約をすっかり取り忘れていました。ぉぃぉぃ(*´▽`*)
2ヶ月弱遅れの術後4年検診(血液検査、超音波検査)がクリアしました。
昨年から乳頭の近いところにしこりを見つけていました。
妹が再発の時にそうだったので 「あれ、きちゃったかな」 と一瞬頭をよぎりましたが、しこりが柔らかく丸いので 「大丈夫だろう」 と思っていました。
が、しかし乳がんは固く動かないと言いますが、実はえくぼのように凹んで柔らかくても乳がんだった人がいたので、気になっていたのです。
「がんとは関係ないもの」 と診断を受けて安堵しました。

3月8日 PET検査

これまた、昨年から腰が痛くて困っていました。
整体に行っても鍼をやってもスッキリしません。痛みを10として半分くらいになったのですが、でも痛いのです。
骨転移、肝転移、何々なんだろうを払しょくするため、全身を見てもらいました。
「がんを疑うものはい」 ということで安心しました。腰の痛みは痛み止めのシップでしばらく様子見です。整形外科に行っても様子見になるだろうとのこと。
仙腸関節あたりなので、なんだろう神経痛かなぁ~。

あと、前回のPETでも甲状腺が光っていたそうですが、今回やはり、慢性甲状腺炎(橋本病)が亢進していました。画像でもはっきり光っています。チラーヂンを飲んでいますので今後も経過をみていきたいと思います。

がんの治療が終わっても、この4年間様々な不具合だらけです。
薬浸けの体にはなりたくないのですが、アレルギー体質(結膜炎、鼻炎)、アトピー性皮膚炎、橋本病、抗がん剤の副作用、放射線治療の副作用、乳房切除後疼痛症候群など複合要素があるため、なが~い付き合いになりそうです。
もともと生まれつき不具合がある体に、がん治療のためにムチを打ったから、ますます混乱して新たな不具合を重ねてしまいました。

その1 皮膚障害 放射線の副作用それとも橋本病
放射線治療で汗腺がやられて汗をかきません。数年で復活すると言いますが、若干、左胸の下あたりに汗をかくようになりましたが、全体としては乾燥したままです。毎年、赤くポツポツ湿疹がでてきてかゆいです。

また放射線をかけたところだけでなく、いろいろな場所にも影響することは確認しましたが、数か月後に橋本病を併発し、これがまた症状として皮膚の乾燥があるため原因が特定できません。毎年上半身のあちこち、いろいろな部分が赤くなってかゆくなります。
皮膚炎に悩まされて4年経過です。特に右手甲は重症で、綿手袋が手放せません。
かゆみ止めや保湿クリームを処方してもらい、このままなが~いお付き合いをすることになりそうです。

その2 乳房切除後疼痛症候群 乳がん看護外来

全摘だけでなく温存でもあります。
二の腕から腋の下まで、しびれ、痛み、寒い時期は針でグサグサ刺される感覚、腋の下に何かが挟まっているような感覚。ダルさに重み。
看護外来を受診し対策として、弾性ストッキングまではいかなくても、包帯するようになって幾分重さやダルさを感じなくなりました。
看護師さんのアドバイスで腋の下は暖かいとしびれが緩和されるので、ミニカイロ貼ってみました。ウン幾分楽です。
足のかかとなどにも抗がん剤の副作用でしびれがあります。いろいろ飲み薬があるのですが、副作用のほうがきついのでやめることにしました。

その3 その他モロモロ
今回、今まで 「もうそんなもんだろう」 と思っていたことを一気に解消してきました。
今まで副作用や痛みなど 「うまくいかなくても付き合うもの」 だと思っていましたが、昨年リレー・フォー・ライフの活動で出会った緩和ケア看護師さんのアドバイスで、そうか不快なことは訴えていいのだと理解し、今回時間をかけて対処してきました。
お金と時間がかかりましたが、でも 「結果何も出なければいいのだから」 と今日、やっとスッキリすることができました。

命におかげさま、ありがとう。
またこれから人生楽しんでいきますから、よろしくお願いいたしますという気持ちで
明日からまた癌晴ろう(がんばろう!)