家族性乳がん家系 あとから橋本病がついてきた しっかり生きよう優璃の徒然ブログ

2011年6月乳がん告知、2012年3月初期治療(抗がん剤・手術・放射線治療)が終了。家族性乳がん家系で、サブタイプはトリプルネガティブ。現在経過観察中。卵巣がんの腫瘍マーカーが上がってきているけど落ち込むのは3日。日々楽しく生きることを念頭にいろいろな出来事などを書いています。家族全員ががんに罹患。

明日は妹の命日です。

2006 年 12 月 9 日午後 5 時 10 分没。
妹のために書いていた「家族のがん闘病記」も止まっちまって早何年。
死因:転移性脳腫瘍
原発がん:乳がん
抗がん剤なんかやったら殺されるよ」と言われ、代替療法に一途に取り組んで。
痛くて痛くて、苦しんで苦しんで、気が狂ったんじゃないかと思うくらい苦しみぬいて、最後はこん睡状態になって静かに旅立ちました。
母と父と姉を置いて。
生かされている人は、つまんないことで愚痴愚痴言ってないで、一所懸命生きればいい。
と、この時季になると強く思う。普段は忘れる。
明日はお墓で一所懸命手を合わせてきます。
そしてまた「一笑懸命」生きます。
がん体験者である私は、埼玉県がんピアサポーターになりました。
が、がん患者やその家族だけでなく、私たちのように遺族になった人たちも、心が救われる環境が一日も早く整うことを切に願います。
病院にも精神腫瘍科という形で心療内科が、がん患者本人や家族、遺族をケアしてくれますが 「その病院に通った人でないと対応してもらえない」 とかかりつけ医に言われました。
残されたものの、残された 「心」 はどこに行けばいいのでしょうか?