家族性乳がん家系 あとから橋本病がついてきた しっかり生きよう優璃の徒然ブログ

2011年6月乳がん告知、2012年3月初期治療(抗がん剤・手術・放射線治療)が終了。家族性乳がん家系で、サブタイプはトリプルネガティブ。現在経過観察中。卵巣がんの腫瘍マーカーが上がってきているけど落ち込むのは3日。日々楽しく生きることを念頭にいろいろな出来事などを書いています。家族全員ががんに罹患。

あれから 2 年が経過しました

20110720抗がん剤投与から 1 週間
20120712昨年の今日抗がん剤治療が始まりました
そして 2 年が過ぎて、また暑い夏がやってきました。
2 年前の 7 月初め、美容院でショートヘアにしてもらいましたが月末には髪のほとんどが抜け落ちました。
昨年の今頃は超ベリーショートヘアでした。確か 8 月までウィッグを借りていたように記憶しています。
そして今年、縮毛矯正やらカットが普通にできています。ありがたいことです。
ただ後頭部の髪は縮毛してもまだクルンクルンしています。2 週間でとれてしまいました。
かなり癖が強くなってしまったようです。
髪の量は減りました。上からや真正面から見ればよくわかります。眉毛もです。
これも仕方がないことです。「薄いでしょ」ぐらい言って笑っていればいいのです。
手術した左側 (二の腕から脇の下、胸部) は毎日ジンジンしびれています。
何かで気を紛らわせないと正直つらいです。
毎日リハビリしないとすぐ左腕が上がらなくなります。
上に伸ばしたときにはひきつるような痛みがあります。
まだ完治ではありません。
「元気そうじゃん」「もういいんだろう」「完治したんだろう」など。
わからない人たちはそう言います。でもわからないんです。仕方がないんです。
失礼な言い方ですが、がんに限らず経験値のないことは口にしても薄っぺらいんです。
自戒も含めそれは私自身も同じです。(その人の全人格を否定するものではありません。)
乳がんは 11 年後、13 年後、18 年後、19 年後など、いくらでも再発・転移するんです。
一生のおつきあいなんです。仲良くしていきましょう。敵になってはいけません。
許してあげましょう。憎しみからは何も生まれない。憎むことで解決することはない。
だからそれを知ったならば、他人は無責任なことを口にしてはいけません。
そしてがん患者はそういう人たちの言葉に振り回されなくていいんです。
傷つかなくていいんです。そもそも傷つく価値もありません。
知らないだけです。知りようがないだけです。自分が経験しない限り。
でもだからって 「がん」 にはなりたくないですよね。誰も。
自分の身は自分で守るしかありません。周りの言動などにカリカリする必要もありません。
笑っていましょう。がん患者さん。