家族性乳がん家系 あとから橋本病がついてきた しっかり生きよう優璃の徒然ブログ

2011年6月乳がん告知、2012年3月初期治療(抗がん剤・手術・放射線治療)が終了。家族性乳がん家系で、サブタイプはトリプルネガティブ。現在経過観察中。卵巣がんの腫瘍マーカーが上がってきているけど落ち込むのは3日。日々楽しく生きることを念頭にいろいろな出来事などを書いています。家族全員ががんに罹患。

なんとなく回想録

ツイッターをはじめてさまざまながん患者さんと交流させてもらえるようになりました。
治療の順番や投与する抗がん剤の種類、経過観察などで病院にかかる間隔もいろいろだなぁと知りました。
私は昨年 1 月の術後から 4 ヶ月目の 5 月の定期受診の際 「次からもう半年間隔でいいですよ」 と主治医に言われました。
「えっ、もう半年間隔でいいの!?」 とびっくりしたのを今でも覚えています。
ただ 「先生、保険で年内は 3 ヶ月単位で・・・」 とお願いしました。
9 年前に子宮筋腫で入院した医大で知り合った、当時子宮がんで入院していた患者さんと久しぶりに連絡を取った際、定期受診の間隔について聞くと
「それだけ経過がいいってことよ。よかったじゃないの」 と言われました。
「そっか、そうなんだ」 と納得。
私のタイプはトリプルネガティブなので 「たちが悪い」 とか 「 3 年以内の再発率が高い」 とか言われています。
昨年医療センターで実施された勉強会でも20120310乳がん勉強会「乳がんのサブタイプ分類について」
トリプルネガティブ患者さんはこう質問されました。
「治療が済んで現在経過観察に入っているが、今何も治療法がなく、何もしていない現状をどうしたらいいんでしょうか?」
それに対して講師である先生は
「今何か問題があるんですか?」
その患者さんは答えました。
「いいえ」
先生はその答えを聞き
「だったら良かったじゃないですか。何もないなら良いんですよ。今やることがないと何かあるんじゃないかと考えることは良いことではありません」
「何もないことがいいんです」
またトリプルネガティブにも 「たちの良いタイプ が存在していることが分かった」 と教えていただきました。
なので私は 「こっちに分類される」 と(勝手に)信じて今日まで過ごしてきました。
トリプルネガティブだから・・・とか、トリプルネガティブなんだから・・・など、深く考えないことにしていました。
忘れようというわけではありません。逃げているわけでもありません。
自覚もしています。だからどうしたそれが現実じゃない・・・と。
何より目の前で同じタイプの妹を見てきていたわけだから免疫がついてます。
どうすればいいか?自分で自分を助けるための手立てを考えればいいだけだと。
がん告知からは 1 年 7 ヶ月が経過しています。信じたことをやっていきます。
毎日がんがあった周辺リンパのマッサージ (しこりのチェック) もやっています。
なんとなく思ったことを書いてみました。というか、なんか溜っていたみたいで。
気持ちが落ち着きました。