家族性乳がん家系 あとから橋本病がついてきた しっかり生きよう優璃の徒然ブログ

2011年6月乳がん告知、2012年3月初期治療(抗がん剤・手術・放射線治療)が終了。家族性乳がん家系で、サブタイプはトリプルネガティブ。現在経過観察中。卵巣がんの腫瘍マーカーが上がってきているけど落ち込むのは3日。日々楽しく生きることを念頭にいろいろな出来事などを書いています。家族全員ががんに罹患。

がん治療回想録

すべての治療が終わったので、思ったことを書いてみる。
「この現実から逃げだせるものなら逃げ出したい」 がんかもしれないと疑いはじめて、検査結果を聞きに行く車の中で思ったこと。
そして 「いやいや、この現実から逃げ出すわけにはいかない」 と言い聞かせてきたこと。
がんが確定したあと、顔が真っ赤になって、顔でお湯が沸かせるんじゃないかと思うほど緊張したこと。
そんな状態から始まった化学療法。
いざ投与してみれば、思うほど緊張することもなく、むしろ 「これで治るんだ!」 と 8 回の投与が終わったこと。
副作用の寝汗や寒気、いつまで続くの高熱など夜中に襲ってくるものもあれば、味覚障害で食事が楽しく摂れなかったりしたこと。etc.
でも 「もうやめる!」 とは思わなかったし、自分の細胞なんだから(正常な状態に)治そう!治る!と言い聞かせてきた。
「すごくつらいんでしょう?」 とか
「大変でしょう」 とか周りから言われていたけど、結果から言うと 「うん、まぁ、こんなもんでしょう」。
いい経験でした。ホントにいい経験をさせてもらいました。
ありがとう・・・と、今は言えます。
手術も痛みという意味では筋腫の手術の時よりすっごく楽だった。
そしてこんなに通院が楽しくていいのか放射線治療でした。
でも、人は忘れやすい生き物なので、部屋に「再発防止の取り組み」と張り紙をして、治療中の写真も貼っておきましょう。
これからは 10 年という月日をかけて経過観察。再発と転移防止に取り組んでいきましょう。
食事療法やビワの葉温熱など自然療法は引き続き続けていきます。